<略>【小渕優子よりひどい!? 安倍首相が世襲した在日パチンコ御殿と暴力団人脈】の続きを読む
しかし、現内閣には少なくとももうひとり小渕元経産相と同じように父親から金権体質をそっくり世襲した政治家がいる。
他でもない、総理大臣の安倍晋三だ。
安倍首相の地元、下関にはその象徴ともいうべき場所がある。下関市街を見下ろす高台にある首相の自宅。そして、JR下関駅駅前のだだっ広い敷地に建つ、事務所だ。このふたつはまったく離れた場所にあるのだが、どちらも元は同じ会社が土地、建物を所有していた。
会社の名前は東洋エンタープライズ。下関で最大手のパチンコ業者で、親会社の七洋物産は福岡,山口で多くのパチンコ店を経営している。創業者・オーナーの吉本章治氏(故人)は、2002年には韓国から国民勲章「無窮花章」を受賞するなど、在日韓国人社会の重鎮でもある。
実は、この東洋エンタープライズ、そしてオーナーの吉本一族は、安倍首相にとって父親の代から続く地元の有力スポンサーなのだ。吉本氏が無窮花章を受賞した際、パーティに来賓として出席した安倍首相はこんな挨拶をしている。
「吉本氏は四十五年前に父が国会選挙に出た時からの付き合いで、父が外務大臣の時、韓国に同行した」(「統一日報」2002年5月1日)
その支援は小渕議員同様、政治資金収支報告書に記載されている政治献金だけではなかった。冒頭で紹介したように安倍首相の自宅と事務所はもともと東洋エンタープライズの所有で,安倍家はそれを賃借する形だったのだが、
長いので続きはこちらで
http://lite-ra.com/2014/10/post-594.html
2014年11月
安倍内閣世襲率:50% アメリカ連邦議会世襲率:5% この差はなぜなのか
此度の小渕優子経済産業大臣辞任の件ですが、ネット上ではさまざまな議論を呼んでおりますが、当ブログとしては今回、「世襲議員」についてその功罪を考察したいのであります。【安倍内閣世襲率:50% アメリカ連邦議会世襲率:5% この差はなぜなのか】の続きを読む
まずは日本における国会の世襲議員の実態を数字で押さえ、その割合が国際的に見てどうなのか客観的に分析しましょう。最初に今回辞任表明をした小渕優子さんも大臣だった我が第2次安倍内閣の閣僚の顔ぶれから現自民党大臣の世襲議員率を押さえておきましょう。
公明党の太田昭宏国土交通大臣を除いた第2次安倍内閣 (改造)の自民党出身18人の閣僚のうち、安倍晋三興内閣総理大臣を筆頭にそのうち9人が世襲議員が占めています、世襲議員率50%であります。
<中略>
全衆議院議員480人中162人33.8%、つまり3人に一人が世襲議員であるということです。自民党にいたっては40.8%であります、自民党衆議院議員の五人に二人が世襲議員ということであります。
<中略>
例えば米連邦議会に占める世襲議員の割合は上院議員100人中5人、下院議員435人中23人で、それぞれ5%程度にとどまり、またイギリスでも当時の政権の閣僚計23人のうち、「政治家の家系」として認知されているのは、ヒラリー・ベン環境相一人だけ、お隣の韓国でも国会(定数299)議員で、確認できるのは2人だけだとされています。日本と同じ世襲議員が幅をきかせているのは政治が絶えず不安定なイタリアのようです。
<中略>
国会議員の3人に1人とか5人に2人とかの異常な割合で世襲議員が発生していると言うことは、世襲議員の優秀さと捉えるのは科学的ではありません、そうではなく、選挙の時に世襲である候補者になんらかの強いアドバンテージが働いている結果であると考えるのが普通です。本来能力本意で抽出すべきエリート層なのに、抽出段階で「親の後を継ぐ」ものにアドバンテージが働くならば、そのエリート層が劣化するのは必然です。健全な適者選択システムが機能しないことは日本の政治にとって不幸なことかもしれません。
http://blogos.com/article/96845/