次の選挙の時には、一体どういう構図になっているのがいいのか
考えてみます。
アメリカ派や、中国・韓国派の既存政党とは違う、
”日本派”の政党を作りたい。
ということだそうですが、そういう基本理念は
維新の会とは大きくは違っていないとは思うんです。
しかし、第二次世界大戦における日本の戦争責任という見方において
橋下さんと田母神さん、更に加えれば、石原さんは、
大きく考え方が違っていて、これは到底埋められないものだと思います。
更には、もし仮に田母神さんが日本維新の会に加わったとしたら
国会議員団の中で、石原・田母神派の議員が多くなり
「多数決で党の意思を決める」という維新の会は、
現在は鳴りを潜めている、”東軍” と呼ばれている方々の考え方を
より反映させるようになり、いよいよ党結成時の姿とは
大きく変容してしまう、ということになります。
橋下さんは、今でも「自民党と代われるような、大きい政党を作る」
と考えているそうですが、個人的には、
共産・民主・維新・自民・石原&田母神
というような政党の分類に、なってほしいと思っています。
まさに、自民党を右と左から挟み撃ち、という形です。
橋下さんは、石原さんと離れたくないのでしょうし
旧立ち上がれ系の人たちも、今は維新にすがり付きたいのだ、
というような報道もありますが、投票者のことを考えれば
離れているからこそ、お互いを助け合える。
と思うんですよね。
「自民や民主のウイングの広さを考えたら
、今の維新の幅はそれよりも狭い」
という風に橋下さんは仰っていますが、第三極に期待する人は、
自民や民主を引き合いに出してほしくない、という気持ちが
どうしてもあるのではないかと思います。
もしそうなったときに、果たして石原さん達旧立ち上がれ系の人たちが、
維新に後ろ足で砂をかけずに、円満に党を離れられるか
というのもポイントになってくるとは思いますが、石原さんの本懐である、
憲法改正や、官僚政治の打破
ということを一番に考えるのなら、きっと男を見せてくれるでしょう。
田母神さんが維新に入ると言ったわけでもないのに、
こういう記事を書くのはどういうことなんだと思われるかもしれませんが、
橋下さんのことを思うのなら、
田母神さんと一緒になってほしい。
というのがこの記事の本題でありまして、
橋下さんや石原さんに、この気持ちが伝わればなー、と思っております。
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